【PFSOZ】護衛として出来ること【欺瞞の悪魔】

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　アクティアス【illust/101965622】とハイトン【illust/101967150】が王宮へ走り出した頃。
　アルバンは、バラル・アリーナの民の安全を確保した後、王都内にて艦長のノイマンと会った。

「ぜ、ぜぇ、はぁ、こんなとこにいましたか艦長様！」
「アルバン君！　息が絶え絶えじゃないか」
「バラル・アリーナ周辺にいた民たちを避難させつつ戦ってたんで……ちと疲れました」
「お疲れ様。それにしてもひどい惨劇だね……女王陛下の意志を守るためにも、王笏を奪われる訳にはいかない」
「艦長様の仰る通りですって。俺はこの辺りの魔物を殲滅しつつ、王笏の防衛へ向かいます。もしかしたら俺の義娘もそっちへ行ってるかもしれません……燃えていなければいいのですが」
「君の義娘さんは虫人……で、合っているかい？」
「仰る通りです」

　しばらく会話で休憩を取っていたからか、アルバンは少し調子を整えられた。

「俺の出身、ここって話は前にしたと思うんですけど、家は無事みたいです。両親や一番上の兄貴夫婦とついさっき会えまして。家族全員、無事です」
「それは良かった……！　くれぐれも気を付けてくれ、アルバン君。敵は本気だ」
「承知の上です。艦長様こそ、いざとなったら、ほら、えと、お身体や青天十三杖の方々との連携！　期待してます！」

　アルバンはそう言い残して、王宮へと走り始めたのであった。

☆時系列は常にふわふわでお送りします。アルバンの最終章ログインです。明日ワクチンの副作用で寝込むかもしれないので、明日分の投稿も兼ねています
★アルバン、魔物を倒しつつ王宮へ行き、王笏の防衛へ赴く予定

○登場モンスター
　トーチアイ【illust/103605984】
　ゴミスライム【illust/103608934】

○登場人物
　ノイマンさん【illust/102292692】

　青リボンハットのアルバン【illust/102986000】　実家が王都バラルにある。何とか畑ともども、燃えずに済んでいるようだ。
　アルバンの家族は両親、兄夫婦1（長男）、兄夫婦2（次男）、そして甥と姪が複数名おり、全員アップルスター図書館へ避難中【illust/103588621】

※問題等がありましたらメッセージ等にて