【PFSOZ】護り手【欺瞞の悪魔】

あらすじ。
人形祭、閉幕ならず。（強制終了）

◇◆◇◆

王都は黒王の従者たちの襲撃を受けている。
人形師協会もまた、会場に来ていた客や道行く人い合々の安全を守るため、協会本部を解放して避難誘導を行っていた。戦闘できる自動人形や人形師は限られているが……。
「本部解放～～！！お客さん全員中に避難させて！　戦えない子も！　戦える人は正面門死守！」
「みんな慌てないで！中に入れば安全だから…！」

「あ～～～！！もう！！　こんな時に限って戦闘用の数が足りない！！」

その日、「王都にひとつの稲妻が走った」と、人形師協会会長は語る。

「そこの方々～～～！！！落雷注意、お退きなさいですわぁ～～～～！」

バリン！！という音と共に空から少女の声が聞こえたのだ。
脚に雷を纏わせ、門の外から近づく敵の顔面へと、力強い蹴りが入った。

「わたくしはテンペスティア。かつては…ええと、なんだったかしら？寝起きでよく覚えていませんの！　って、呼びかけに応じたのにあの子おりませんわね。どこかしら？」
「いや、まって、君、再起動しまくってた子？！　いつ目覚めたの？！？！」

——後に判明することだが、彼女こそが最近まで協会預かりとなっていたスィルトカデンツのかつての仲間の一人、十二影輝の第五位その人であった。

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三人まとめて4章ログインです！直前→【illust/103622888】
人形祭の間もテンペスティアは相変わらず再起動を繰り返している途中でしたが、【illust/103598252】を受けて起動に成功しました。記憶がふっとんでる云々はこの戦いの中で発覚するんじゃないだろうか……。

人形師協会本部はこれより避難所として開放いたします～。正面の門はテンペスティアが守っているので、ショップ脇のスタッフ用の門からカタリナとフィメラルが誘導しています。

エオリア＆フィメラル【illust/101967245】
寝起きのポンコツバーサクお嬢様【illust/103584928】

PFSOZ【】4章！！！