ゆかれいむショートストーリー

学校から帰宅中に寄ったスーパーで買い物をした。帰り道にある公園のベンチで一休みしてると、見慣れた姿がこちらに手を振りながら歩いてくる。「霊夢さん、こんにちは」「やほー、さっちゃん。おぜう様のお迎え?」彼女の名は十六夜咲夜。もう何年も前、近所に立派なお屋敷が建ち、そこで暮らしている。
「もうっお嬢様、ですよ。霊夢さんは…お買い物帰り?」引越し間もない頃、不慣れな土地で迷っているのを案内してあげたのが縁で、今はお互いの学校の事や日常を話したりと仲は良い。お嬢様とは、少し離れた保育園に通ってる、そのお屋敷のなんと主さまだ。
「うん、そんなところ。あ、ポッチー食べる?」「いただきます。…にとりえびせん、ポテチに…他にもいろいろ…あ、このビッグワンガムの模型、いただけませんか?」「あげないわよ」
「残念っ。にしても、お菓子ばかりですね」「…甘いものが好きなのよ」そこで彼女はしたり顔でこんな事を言った。「ふふっ、ゆかり先輩ですね」「違っ、育ち盛りなだけよ!」すると彼女は身を翻して「お嬢様が待ってますのでー!」と言って走り去った。
紫…休み時間になると私の教室にやってきては、机の中に隠してるお菓子を拝借していく困ったヤツ。お菓子をこっそり持ち込んでくる女子なんて他にもいっぱいいるのに、被害にあうのはいつも私だけ。そしていつの間にか紫のためにお菓子を買って帰るのが日常となった。
「まったく何やってるのかな、私」…でもそんな時間が、私は…嫌いじゃない。                     asaki様user/118630のれみりゃシリーズとヌガー様user/116109のブログ「乙快」(6/12)のキャラ、設定をお借りしてショートストーリーを考えてみました。絵の合同文化祭案は同時に考えてた企画でした。

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2008-06-24 19:04

 蝶子


Comments (3)

蝶子 2008-06-25 09:34

ここでの園長はパチュリーさんを出世させてあげてください。と、ここまで説明しないとダメってことはやっぱりいろいろ無理ありますか…。ショートストーリー難しいです…。

蝶子 2008-06-25 09:20

はい、園長先生のツッコミ来ると予想してました(笑)れみりゃ設定とヌガー様とこの、ゆかりんオブハイスクールの設定両方使ってますので。ここでは霊夢は高校生、咲夜さんは17歳…といいたいところですが15歳くらいの感じで。「霊夢園長は無かったことにしてやる」ってけーね先生が言ってた(笑)

asaki 2008-06-25 01:55

巫女はうちの漫画では園長先生なんですよね!ゆかり先輩がいるんなら、いったい何留してるのか知りたいわ。だって加齢しゅうううぃぁばばばghrつc (asakiは闇に消えた)

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