【PFSOZ】とある狐と狸の化かし合い2【小説誘導】
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煙管から紫の煙が立ち上る。
それをすぅっと一吸、肺の中に吸い込んで。
ふぅっと妖力を込めて吐き出せば、忽ち煙が一つ、二つ、三つと、小さな狐の姿になって現れる。
こぉんと呼び出された事に応える様に一鳴きして、首に付いた鈴がちりりんと鳴る。
全部で十匹はいる狐達を見下ろして、うん、と音々は小さく頷いた。
「師匠も良い加減、昼行灯をやめて、ようやく働く気になったんですね?」
「うるさいよ、お鈴。……お鈴は外で、狐たちと要救護者の保護と此処の防衛、ね。外の紅楼玉達が、あんまり無理しないよう、ちゃんと見張ってやって」
「はぁい。分かりました。後で沢山お団子奢って下さいね?」
「……はいはい。終わったら、ね。狐たちには護りの護符を持たせてある。盾代わりに使って」
弟子からのおねだりを、いつもの通り、右から左へと聞き流す音々の様子に、お鈴は肩を竦めて苦笑した。
そして、腰に帯刀している馴染みの小太刀を抜き放ち、その手に握る。
随分握っていなかったが、どれだけ時間が経とうとも、この慣れた柄の形は変わらない。
それをギュッと握り締めて、お鈴は一度だけ小さく息を吐いた。
「……さて。臨時の救護所、作る、よ?……手の空いている人、手を貸してくれると、有難い」
温泉場の一角に臨時の救護所を設営するべく、音々は袖を捲るように襷を手に取った。
とある狐と狸の化かし合い2【https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=18917825】本文より
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四章にてようやくログインです。
■満妖衆四章方針と臨時避難所のご案内【illust/103591789】の方針に基づいて、臨時避難所内にて音々は式神の狐たちと怪我人や避難民の救護にあたります。
音々の持っている薬箱は満妖郷の鈴鳴屋の薬棚に繋がっているので、物資はそこから取り寄せばっk…(げふごふ)
一人では手が足りないので、手伝ってくれる方いたら嬉しいです。
四章で皆さんはっちゃけて大怪我しそうだから、
怪我した奴はみんな来い!!治してやんよ!!の気持ち。
でも出来ればサボってお団子食べてたい(いい加減働け)
お鈴は外に出て、臨時避難所の防衛と救護者の保護に動きます。
基本、暗器使い。袖の中にはクナイなど飛び道具が入ってたり。
■以前の話はこちらから
とある狐と狸の化かし合い1【https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=18689964】
■小説内にてこちらに参加しています(イメレスは小説の方から送らせて頂いています)
■立ち上がれ女将!【非公式イベント】【illust/103601752】に参加しています。
【PFSOZ】白き剣【死霊術師の饗宴】【illust/103642472】こちらの話の流れをお借りしています。
■pixivファンタジアSOZ【illust/101965643】
■うちの狐と狸【illust/102099201】
煙管から紫の煙が立ち上る。
それをすぅっと一吸、肺の中に吸い込んで。
ふぅっと妖力を込めて吐き出せば、忽ち煙が一つ、二つ、三つと、小さな狐の姿になって現れる。
こぉんと呼び出された事に応える様に一鳴きして、首に付いた鈴がちりりんと鳴る。
全部で十匹はいる狐達を見下ろして、うん、と音々は小さく頷いた。
「師匠も良い加減、昼行灯をやめて、ようやく働く気になったんですね?」
「うるさいよ、お鈴。……お鈴は外で、狐たちと要救護者の保護と此処の防衛、ね。外の紅楼玉達が、あんまり無理しないよう、ちゃんと見張ってやって」
「はぁい。分かりました。後で沢山お団子奢って下さいね?」
「……はいはい。終わったら、ね。狐たちには護りの護符を持たせてある。盾代わりに使って」
弟子からのおねだりを、いつもの通り、右から左へと聞き流す音々の様子に、お鈴は肩を竦めて苦笑した。
そして、腰に帯刀している馴染みの小太刀を抜き放ち、その手に握る。
随分握っていなかったが、どれだけ時間が経とうとも、この慣れた柄の形は変わらない。
それをギュッと握り締めて、お鈴は一度だけ小さく息を吐いた。
「……さて。臨時の救護所、作る、よ?……手の空いている人、手を貸してくれると、有難い」
温泉場の一角に臨時の救護所を設営するべく、音々は袖を捲るように襷を手に取った。
とある狐と狸の化かし合い2【https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=18917825】本文より
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四章にてようやくログインです。
■満妖衆四章方針と臨時避難所のご案内【illust/103591789】の方針に基づいて、臨時避難所内にて音々は式神の狐たちと怪我人や避難民の救護にあたります。
音々の持っている薬箱は満妖郷の鈴鳴屋の薬棚に繋がっているので、物資はそこから取り寄せばっk…(げふごふ)
一人では手が足りないので、手伝ってくれる方いたら嬉しいです。
四章で皆さんはっちゃけて大怪我しそうだから、
怪我した奴はみんな来い!!治してやんよ!!の気持ち。
でも出来ればサボってお団子食べてたい(いい加減働け)
お鈴は外に出て、臨時避難所の防衛と救護者の保護に動きます。
基本、暗器使い。袖の中にはクナイなど飛び道具が入ってたり。
■以前の話はこちらから
とある狐と狸の化かし合い1【https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=18689964】
■小説内にてこちらに参加しています(イメレスは小説の方から送らせて頂いています)
■立ち上がれ女将!【非公式イベント】【illust/103601752】に参加しています。
【PFSOZ】白き剣【死霊術師の饗宴】【illust/103642472】こちらの話の流れをお借りしています。
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■うちの狐と狸【illust/102099201】
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2022-12-17 16:20
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