捧げたのは蠍の心臓
アニメで柱稽古編が始まる前に!
柱稽古中の玄弥くんについて、ずっと考えていたネタです。最初は掌編にしようかと思っていたのですが、漫画の練習も兼ねてコチラにしました。
以下、漫画を描く上の考察になります。
本編読み終わってからでもお読み下さい。
【補足説明】
玄弥の鬼喰能力は類稀なるものです。『人間が疑似鬼化し、尚且つ時間経過により再び人間に戻る』という点が最も注目すべきところでしょう。
珠世さんは禰豆子の血やその他の鬼の血を研究することで、無惨の支配から逃れるための薬を作ることに成功しています。これは禰豆子という『無惨の支配を元々受けない鬼の血』から解析していったものだと推測すると、玄弥の血は鬼が人間に戻るための重要なサンプルになったはずです。擬似的とは言え、鬼となった肉体が人間に戻るという特殊性。その肉体や血液の変化は、鬼を人間に戻す薬を作る上で、これ以上参考になるものはないでしょう。
珠世さんとしのぶさんが共同で対無惨のための薬づくりに着手していましたが、与えられた時間は結果的にそれほど長くありませんでした。けれど、今まで以上に効率よく薬は開発されました。
勿論、しのぶさんの薬学知識もありますが、彼女は基本的に藤の花が持つ鬼を退ける力を根幹とする研究に勤しんでいたので、鬼である珠世さんとはおそらく薬の開発方法が異なるでしょう。それも考慮すれば、玄弥も血液提供なり、鬼化から人に戻るまでの過程なりの協力をしたのでは、と考えます。
また、悲鳴嶼さんと珠世さんが無惨襲撃時には既知であったことを考えると、無惨討伐のための作戦は御館様・悲鳴嶼さん・珠世さんで計画を進めたのではないでしょうか。ならば、悲鳴嶼さんが玄弥を珠世さんに会わせていた可能性も無いとは言えません。
その裏付けになるかは分かりませんが、玄弥は柱稽古の間、他の隊士のように上着を脱いで稽古に参加はしていません。ずっと隊服をきっちり着ていました。本人は「兄と会ってはいけないという約束を破ったから謹慎を言い渡されていた」と言っていますが、その風柱邸に行くときも彼は隊服をきっちり着ています。また、謹慎だと言っている割には岩柱の稽古場で炭治郎たちと気軽に会っていたりします。
その点を踏まえると、彼には柱稽古よりも優先すべき任務が与えられていたのではないか。また、その任務は極秘で進められており、他の隊士たちに知られる訳にはいかなかったのではないか。そうは考えられないでしょうか。
もしこの仮説が成立する場合、玄弥は『鬼喰い』というその特異性から、将来を見越した御館様の判断により鬼殺隊内で「保護」されていた、という可能性も出てきます。
……などなど。私の適当な考察・仮説から今回の漫画になりました。
考察関連に関しては、そのうちまとめて冊子にできたらと思ってます。
柱稽古中の玄弥くんについて、ずっと考えていたネタです。最初は掌編にしようかと思っていたのですが、漫画の練習も兼ねてコチラにしました。
以下、漫画を描く上の考察になります。
本編読み終わってからでもお読み下さい。
【補足説明】
玄弥の鬼喰能力は類稀なるものです。『人間が疑似鬼化し、尚且つ時間経過により再び人間に戻る』という点が最も注目すべきところでしょう。
珠世さんは禰豆子の血やその他の鬼の血を研究することで、無惨の支配から逃れるための薬を作ることに成功しています。これは禰豆子という『無惨の支配を元々受けない鬼の血』から解析していったものだと推測すると、玄弥の血は鬼が人間に戻るための重要なサンプルになったはずです。擬似的とは言え、鬼となった肉体が人間に戻るという特殊性。その肉体や血液の変化は、鬼を人間に戻す薬を作る上で、これ以上参考になるものはないでしょう。
珠世さんとしのぶさんが共同で対無惨のための薬づくりに着手していましたが、与えられた時間は結果的にそれほど長くありませんでした。けれど、今まで以上に効率よく薬は開発されました。
勿論、しのぶさんの薬学知識もありますが、彼女は基本的に藤の花が持つ鬼を退ける力を根幹とする研究に勤しんでいたので、鬼である珠世さんとはおそらく薬の開発方法が異なるでしょう。それも考慮すれば、玄弥も血液提供なり、鬼化から人に戻るまでの過程なりの協力をしたのでは、と考えます。
また、悲鳴嶼さんと珠世さんが無惨襲撃時には既知であったことを考えると、無惨討伐のための作戦は御館様・悲鳴嶼さん・珠世さんで計画を進めたのではないでしょうか。ならば、悲鳴嶼さんが玄弥を珠世さんに会わせていた可能性も無いとは言えません。
その裏付けになるかは分かりませんが、玄弥は柱稽古の間、他の隊士のように上着を脱いで稽古に参加はしていません。ずっと隊服をきっちり着ていました。本人は「兄と会ってはいけないという約束を破ったから謹慎を言い渡されていた」と言っていますが、その風柱邸に行くときも彼は隊服をきっちり着ています。また、謹慎だと言っている割には岩柱の稽古場で炭治郎たちと気軽に会っていたりします。
その点を踏まえると、彼には柱稽古よりも優先すべき任務が与えられていたのではないか。また、その任務は極秘で進められており、他の隊士たちに知られる訳にはいかなかったのではないか。そうは考えられないでしょうか。
もしこの仮説が成立する場合、玄弥は『鬼喰い』というその特異性から、将来を見越した御館様の判断により鬼殺隊内で「保護」されていた、という可能性も出てきます。
……などなど。私の適当な考察・仮説から今回の漫画になりました。
考察関連に関しては、そのうちまとめて冊子にできたらと思ってます。
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2023-08-02 23:28
Comments (2)
初めまして。考察、とても興味深かったです! …ということは、玄弥はあのレオタードを着ていない可能性がありますね🤔
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