ぬり絵｢車屋さん｣

　へいまいどぅ。
　体中が内から外から痛ぇわ、メンタルのバランスが崩れて薬が増えるわ、オレは病気なんだ、ここから出してくれ(小林源文｢黒騎士物語｣より)。

　さて、今回もきよせの職場(特定高齢者養護施設)でレクリエーション用に作成されたぬり絵でございます。
　このシリーズ(唱歌＆昭和歌謡)は、まずはネタ探しで一苦労です。高齢者の年齢を考えて｢子供の頃聴いたはず｣｢若い頃に流行したはず｣といった歌を探し、その歌の詳細を調べ、歌詞からイメージしたものを描いていくわけです。
　それから配信サイトでカヴァーを集めまくって、ミックス・リストを作って、ソレを聴きながら作業をします。すると、オリジナルよりもインスピレイションが湧き上がるナンバーもあるワケで。この｢車屋さん｣はまさにソレ。オリジナルは｢美空ひばり｣ですが、なんとワタクシの推し｢椎名林檎｣のヴァージョンが存在したのです！※｢東京事変｣として発表。
　ひばりオリジナルのイメージは｢芸者と人力車｣、林檎ヴァージョンだと｢モガ(モダン・ガール)とタクシー・ドライバー｣だろう、と。で、｢車屋さん｣発表年より少し昔の1950年代風のファッションと、それっぽい車で、はいぃ完成ッ(いえ、そんなに簡単には完成しませんがｗ)。
　特にタクシーはやっつけ感が激しく、昭和30年代の街角の写真やら、タクシー会社の宣材写真やらを漁って、ごにょごにょーっと仕上げました。生暖かく見逃してください。
　ちなみに、作業中に聴いていたミックス・リストは、レクリエーションのBGMとして流してます。結構ウケがよろしいご様子。

　あ、と。｢オールウェイズ・オン・マイ・マインド｣の連載を再開しております。｢サウンドストリート｣はまた日を改めて、ということで(イラストのネタがないのだ)。

09.「Burning」side:A
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=23421289
10.「Burning」side:B
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=23422133