16 -The Tower - (塔) × モンチュ(ベヌウ)
モデル モンチュ(ベヌウ) 「フゥト・コンス」より(2枚目)
・塔のアルカナ
大アルカナで最もネガティヴな意味を持つかード
キーワード 浄化/創造のための破壊
正位置 崩壊、破局、破滅、災難
逆位置 無念、屈辱、緊迫、不幸
本来なら、太陽の熱や光による破壊的な面、恵みをもたらす恩恵的な面を象徴する戦神であるモンチュですが
創作「フゥト・コンス」のモンチュは、太陽神ラーが自分の親であり分体*でもある不死の霊鳥ベヌウの一部を与えて作り出したウシャプティで普段は黒い鳥人の姿をしています。
また、ベヌウは不死鳥伝説のルーツであり、これはそのベヌウそのものが顕現した様です
フゥト・コンスは、古代エジプト神話のオシリス神話後、ホルスが王となった後の世界を基にしていて、セトが謀反を起こし、国を二つにした事で、二つの国が戦い合うエジプト神話の世界の話です
優秀な守り手であったセトの代わりにラーが乗船する太陽の船の新たな守り手として、神々の権能の髄を集めて秘密裏に生み出された兵器で、セクメトの件のトラウマを繰り返さないために特殊なハートスカラベに刻まれた碑文の命令道理に動くように作られたのですが
そんな重大な秘密を持った存在が最悪捕獲され、逆に利用されたり、秘密を知られたらどうするとなった後
ハートスカラベの碑文を書き換え、「地方の戦神」、「戦火の中クヌム達によって保護された」という新たな生を与えられたのちにコンス達の基にやってきました
とはいえ、ラーはモンチュに絶対命令権があり、必要ならラーによってハートスカラベの碑文書き換えて、心ない殺戮兵器に変えることだってすぐにできてしまいます
かりそめながら心を持ちコンス達と過ごし、生ある物として生きるモンチュ、しかし、その破滅的な力をラーの呪言と碑文によって使う事を命じられた時、その時モンチュはそれに従うのかそれとも…
※フゥト・コンスにおける原始の世界は古代エジプトの天地創造の話を、いくつか踏襲しており
先ず、最初の海「ヌン」があり、その海中で蛇の姿の最初の神アトゥムが自発的に生まれた。
そしてヌンの中から隆起して生まれた最初の丘にして陸地「タテネン」に這い上がり、そこでアトゥムは自分の影に自らの体液をかけて交わり・婚姻し、卵を産みます。
帰った卵からはベヌウが孵り、ベヌウは自ら卵を産んで孵化させ、太陽が生まれた。
太陽を孵化させたベヌウは亡骸となり燃え尽き灰となるがその灰からベヌウの子であり、転生した存在であるラーが生まれた。
アトゥムはラーに自らの力を与えて姿を消し、ラーは大気の神シュウと湿気の女神テフネトを生みだし、その後は流れでヘルモポリス9柱の話、そしてオシリス神話と続きます
また、アトゥムの体液を浴びたアトゥムの影も命を得たのち、ラーの最大の敵にして、蝕を起こすエジプト神話最大の蛇の邪神、混沌の神アポピス(アペプ)となりました
・塔のアルカナ
大アルカナで最もネガティヴな意味を持つかード
キーワード 浄化/創造のための破壊
正位置 崩壊、破局、破滅、災難
逆位置 無念、屈辱、緊迫、不幸
本来なら、太陽の熱や光による破壊的な面、恵みをもたらす恩恵的な面を象徴する戦神であるモンチュですが
創作「フゥト・コンス」のモンチュは、太陽神ラーが自分の親であり分体*でもある不死の霊鳥ベヌウの一部を与えて作り出したウシャプティで普段は黒い鳥人の姿をしています。
また、ベヌウは不死鳥伝説のルーツであり、これはそのベヌウそのものが顕現した様です
フゥト・コンスは、古代エジプト神話のオシリス神話後、ホルスが王となった後の世界を基にしていて、セトが謀反を起こし、国を二つにした事で、二つの国が戦い合うエジプト神話の世界の話です
優秀な守り手であったセトの代わりにラーが乗船する太陽の船の新たな守り手として、神々の権能の髄を集めて秘密裏に生み出された兵器で、セクメトの件のトラウマを繰り返さないために特殊なハートスカラベに刻まれた碑文の命令道理に動くように作られたのですが
そんな重大な秘密を持った存在が最悪捕獲され、逆に利用されたり、秘密を知られたらどうするとなった後
ハートスカラベの碑文を書き換え、「地方の戦神」、「戦火の中クヌム達によって保護された」という新たな生を与えられたのちにコンス達の基にやってきました
とはいえ、ラーはモンチュに絶対命令権があり、必要ならラーによってハートスカラベの碑文書き換えて、心ない殺戮兵器に変えることだってすぐにできてしまいます
かりそめながら心を持ちコンス達と過ごし、生ある物として生きるモンチュ、しかし、その破滅的な力をラーの呪言と碑文によって使う事を命じられた時、その時モンチュはそれに従うのかそれとも…
※フゥト・コンスにおける原始の世界は古代エジプトの天地創造の話を、いくつか踏襲しており
先ず、最初の海「ヌン」があり、その海中で蛇の姿の最初の神アトゥムが自発的に生まれた。
そしてヌンの中から隆起して生まれた最初の丘にして陸地「タテネン」に這い上がり、そこでアトゥムは自分の影に自らの体液をかけて交わり・婚姻し、卵を産みます。
帰った卵からはベヌウが孵り、ベヌウは自ら卵を産んで孵化させ、太陽が生まれた。
太陽を孵化させたベヌウは亡骸となり燃え尽き灰となるがその灰からベヌウの子であり、転生した存在であるラーが生まれた。
アトゥムはラーに自らの力を与えて姿を消し、ラーは大気の神シュウと湿気の女神テフネトを生みだし、その後は流れでヘルモポリス9柱の話、そしてオシリス神話と続きます
また、アトゥムの体液を浴びたアトゥムの影も命を得たのち、ラーの最大の敵にして、蝕を起こすエジプト神話最大の蛇の邪神、混沌の神アポピス(アペプ)となりました
2
4
40
2025-03-16 20:45
Comments (0)
No comments