TP後ΩF隔離妄想。
心飢える怪物と心を知らない人間初心者ふたりぼっち。(*1個前の漫画とはまた違う世界線です)
TPルートで 力を失い、弱ったFloweyを 6つのソウルで延命させオメガ化。
しかしその禍々しい姿を公にできるはずもなく、 誰にも知らせず 倉庫でひっそりと飼い殺す大人病みスクさんっていう、そういう。
************
「結局 君はボクを拘束することで安心したいんでしょ? みんなからの賞賛は全て君じゃなく、君を支配していた“外側”がやったことだから。実際の君自身は空っぽで何にも無い…だから所要“ラスボス”、悪の象徴であるボクより 勝ってると確認することで自分は有益な存在であると思い込みたいんだ」
「それとも本当は誰にも知られず、こっそりと核爆級の力を保持することで自分の立場を守ってるの? モンスターと人間なんて相容れるはずも無い、 不安定な関係の仲介役としてさ」
「ねぇ、何とか言ったらどうなの?その能面顔もいいかげん見飽きたんだけど」
「…安心したいっていうのは 案外そうかもしれない」
「へぇ?」
「お前を見てると安心する。お前が誰よりも何よりも不憫で悲壮で、ひとりぼっちの、どうしようもなく哀れな存在だって思うと 胸がスッとする…」
「……ふーん…君ってボクが思うより相当加虐嗜好のいきすぎた変態だったんだね。ボクに言わせればこんなことでしか自分を保てないなんて君の方がよっぽど哀れだけど」
「うん、だから好きなのかもしれない」
「僕もひとりぼっちだから」とフリスクが続けると、フラウィーはしばらく黙った。
「やめてよ…君みたいな変態と一緒にされるなんて 反吐が出る」
「そうだね、僕もまだ人間でいたい。──ところで、お前の気に入ってたゲームの新作が出たんだけどやる? 」
「…他にやることもないからね。いいよコテンパンにしてあげる」
そんな2人の辛辣Love。
TPルートで 力を失い、弱ったFloweyを 6つのソウルで延命させオメガ化。
しかしその禍々しい姿を公にできるはずもなく、 誰にも知らせず 倉庫でひっそりと飼い殺す大人病みスクさんっていう、そういう。
************
「結局 君はボクを拘束することで安心したいんでしょ? みんなからの賞賛は全て君じゃなく、君を支配していた“外側”がやったことだから。実際の君自身は空っぽで何にも無い…だから所要“ラスボス”、悪の象徴であるボクより 勝ってると確認することで自分は有益な存在であると思い込みたいんだ」
「それとも本当は誰にも知られず、こっそりと核爆級の力を保持することで自分の立場を守ってるの? モンスターと人間なんて相容れるはずも無い、 不安定な関係の仲介役としてさ」
「ねぇ、何とか言ったらどうなの?その能面顔もいいかげん見飽きたんだけど」
「…安心したいっていうのは 案外そうかもしれない」
「へぇ?」
「お前を見てると安心する。お前が誰よりも何よりも不憫で悲壮で、ひとりぼっちの、どうしようもなく哀れな存在だって思うと 胸がスッとする…」
「……ふーん…君ってボクが思うより相当加虐嗜好のいきすぎた変態だったんだね。ボクに言わせればこんなことでしか自分を保てないなんて君の方がよっぽど哀れだけど」
「うん、だから好きなのかもしれない」
「僕もひとりぼっちだから」とフリスクが続けると、フラウィーはしばらく黙った。
「やめてよ…君みたいな変態と一緒にされるなんて 反吐が出る」
「そうだね、僕もまだ人間でいたい。──ところで、お前の気に入ってたゲームの新作が出たんだけどやる? 」
「…他にやることもないからね。いいよコテンパンにしてあげる」
そんな2人の辛辣Love。
175
165
5563
2017-07-05 20:50
Comments (1)