悪魔が二人【進撃の巨人】
ばんははろEKAWARIです。
本日は進撃の巨人よりフロックとエレンの短編漫画でお送りします。
いや、元々は女エレン設定で考えてた話なんですが、よく考えなくても性転換する意味なくね?と思ったので性別変更するのやめた話です。
大体原作28巻でフロックが教官ぼこった前後くらいの時間軸のイメージで描いた話。
自分の中のフロックとエレンの関係はこんなイメージというのを詰め込んでみました。
エレンとフロックの関係は、互いが互いの目的の為に相手を利用し合うけれど、でも根底には信頼とか鏡写しの自分とか共感が潜んでいるような共犯者関係というイメージなので、そんな感じ。
ドライ過ぎずウェット過ぎず。
同じ願いをどこかで抱いていて、皆の自由の為に戦っているけど、自分は既に勘定から外れているという点で鏡写しのようで、だからこそエレンはフロックを共犯者に選んだんじゃないかと思うのである。
まあ、そんなフロックとエレンの共犯者関係が好きだという話。
しかしあれだ……フロックはハンジさんや兵長に冷たいわけだけど、よく考えたらフロック視点で見るとハンジさんって無能ムーブしかしていないから、そう考えるとフロックがハンジさんに冷たかったのは当然かもしれないなと原作何度かの読み直しで思うのでした。
いや、わい個人としてはハンジさんはとても頑張ってたと思うんだけどね。
雷槍と地獄の処刑人の開発とか、それだけででけえ功績だと思うし。
でも、フロック視点でハンジさんを見たらどうかといわれたら、まあ……無能かなって。
そもそも調査兵団とは何ぞ? という価値観や捉え方がハンジさんとフロックでは全くかみ合っていないから仕方ないことなんだが。
だって、ハンジさんは元々税金の無駄遣いだなんだと陰口をたたかれながらも、それでも壁外に飛び出しロマンを求める古き良き調査兵団時代からの調査兵団の人間であり、人類に心臓を捧げて外への探求心を殿らえた命知らずの馬鹿野郎共の一員だったのであり、ハンジにとって調査兵団とはそういう存在なわけで、だから義勇兵と仲良くなって、新たな技術ゲットとかではしゃいで、知らないものを知りに行こうとするのは極当たり前の行動なんですよ。
それに比べ、フロックはどうか? と言われたら、元々は駐屯兵団所属で、ウォールマリア奪還に沸く世間の波に乗って調査兵団へと所属を変え、そして夢も希望も粉々にされ、詐欺師の詭弁にのっかり、初陣で死兵として死ぬはずだったのに、1人だけ生き残ってしまった男なわけで、その詐欺師の詭弁によって同期がみんな死んでしまったんだから、そりゃフロックの中で調査兵団とは何かって言われたらエルヴィンの最期の演説で語った姿、それこそが本分だと思いますよ。
思わないと死んだみんなが浮かばれないじゃないですか。
そんなフロックにとって、自分たち壁内人類を攻撃してきた奴らと仲良くし、あまつさえジークワインが振る舞われこの島の存続が滅亡まで王手かかっているのにも気付かず、知らないなら知りにいこう! 話し合えば世界もわかってくれるはず!! と行動するハンジさんはふざけんな、お前になってただろうなと思うので、そう考えるとフロックがハンジさんに冷たいのは仕方なかったのかなと思うのであった。
同時にエレンに「世界滅ぼす」と言われてすごい嬉しかったんだろうなって。
きっと救われた気分になったんだろう。だから、あんだけ頑張れたんだろうなと思うのだ。
だって、普通の青年だったフロックはあの日、ウォールマリア奪還戦の時にもう死んでしまって、今動いて体動かしているフロックはただ、自分の生まれ育った島を守ることだけを目的に調査兵団に所属し続けた亡霊なのだから。
そしてエルヴィンではなく、私情でアルミンを蘇らせる決断をした時点で、フロックはリヴァイのこと軽蔑してたんだろうなとも思うので、まあ、フロックが二人に冷淡なのは彼の事情考えると仕方ないのかもしれないなと思うのであった。
本日は進撃の巨人よりフロックとエレンの短編漫画でお送りします。
いや、元々は女エレン設定で考えてた話なんですが、よく考えなくても性転換する意味なくね?と思ったので性別変更するのやめた話です。
大体原作28巻でフロックが教官ぼこった前後くらいの時間軸のイメージで描いた話。
自分の中のフロックとエレンの関係はこんなイメージというのを詰め込んでみました。
エレンとフロックの関係は、互いが互いの目的の為に相手を利用し合うけれど、でも根底には信頼とか鏡写しの自分とか共感が潜んでいるような共犯者関係というイメージなので、そんな感じ。
ドライ過ぎずウェット過ぎず。
同じ願いをどこかで抱いていて、皆の自由の為に戦っているけど、自分は既に勘定から外れているという点で鏡写しのようで、だからこそエレンはフロックを共犯者に選んだんじゃないかと思うのである。
まあ、そんなフロックとエレンの共犯者関係が好きだという話。
しかしあれだ……フロックはハンジさんや兵長に冷たいわけだけど、よく考えたらフロック視点で見るとハンジさんって無能ムーブしかしていないから、そう考えるとフロックがハンジさんに冷たかったのは当然かもしれないなと原作何度かの読み直しで思うのでした。
いや、わい個人としてはハンジさんはとても頑張ってたと思うんだけどね。
雷槍と地獄の処刑人の開発とか、それだけででけえ功績だと思うし。
でも、フロック視点でハンジさんを見たらどうかといわれたら、まあ……無能かなって。
そもそも調査兵団とは何ぞ? という価値観や捉え方がハンジさんとフロックでは全くかみ合っていないから仕方ないことなんだが。
だって、ハンジさんは元々税金の無駄遣いだなんだと陰口をたたかれながらも、それでも壁外に飛び出しロマンを求める古き良き調査兵団時代からの調査兵団の人間であり、人類に心臓を捧げて外への探求心を殿らえた命知らずの馬鹿野郎共の一員だったのであり、ハンジにとって調査兵団とはそういう存在なわけで、だから義勇兵と仲良くなって、新たな技術ゲットとかではしゃいで、知らないものを知りに行こうとするのは極当たり前の行動なんですよ。
それに比べ、フロックはどうか? と言われたら、元々は駐屯兵団所属で、ウォールマリア奪還に沸く世間の波に乗って調査兵団へと所属を変え、そして夢も希望も粉々にされ、詐欺師の詭弁にのっかり、初陣で死兵として死ぬはずだったのに、1人だけ生き残ってしまった男なわけで、その詐欺師の詭弁によって同期がみんな死んでしまったんだから、そりゃフロックの中で調査兵団とは何かって言われたらエルヴィンの最期の演説で語った姿、それこそが本分だと思いますよ。
思わないと死んだみんなが浮かばれないじゃないですか。
そんなフロックにとって、自分たち壁内人類を攻撃してきた奴らと仲良くし、あまつさえジークワインが振る舞われこの島の存続が滅亡まで王手かかっているのにも気付かず、知らないなら知りにいこう! 話し合えば世界もわかってくれるはず!! と行動するハンジさんはふざけんな、お前になってただろうなと思うので、そう考えるとフロックがハンジさんに冷たいのは仕方なかったのかなと思うのであった。
同時にエレンに「世界滅ぼす」と言われてすごい嬉しかったんだろうなって。
きっと救われた気分になったんだろう。だから、あんだけ頑張れたんだろうなと思うのだ。
だって、普通の青年だったフロックはあの日、ウォールマリア奪還戦の時にもう死んでしまって、今動いて体動かしているフロックはただ、自分の生まれ育った島を守ることだけを目的に調査兵団に所属し続けた亡霊なのだから。
そしてエルヴィンではなく、私情でアルミンを蘇らせる決断をした時点で、フロックはリヴァイのこと軽蔑してたんだろうなとも思うので、まあ、フロックが二人に冷淡なのは彼の事情考えると仕方ないのかもしれないなと思うのであった。
漫画
manga
進撃の巨人
Attack On Titan
エレン・イェーガー
eren jaeger
フロック・フォルスター
Floch Forster
進撃の巨人100users入り
Attack on Titan 100+ bookmarks
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2021-09-24 12:41
Comments (5)
エレンもフロックもお互い地獄に向けて自分の背中を押したんですよね…島のために、そこの人達のありふれた日常という自由のために……( ;∀;)
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