【まほとき】トーヤ【魔法使い】
開催おめでとうございます!
いつか魔法を解きにきて【illust/95849633】への参加失礼いたします。
主催様承認いただきました!ありがとうございます。
★トーヤ(Toya)
魔法使い/性別:男/年齢:300前後/身長:150㎝
一人称:僕/二人称:あなた/三人称:~さん
しゃべるとき:敬語
「ずっと、ずっと謝りたくて…探してたんです、あなたのこと」
雪からうまれた魔法使い。
とある出来事(p.2)をきっかけに心を閉ざしてしまった。
引っ込み思案で臆病。
自分を卑下する性があり、自己肯定感が無に等しい。
人間とかかわることを怖がっており、
普段は人目に付きにくい洞窟の中や森の奥深くにいる。
が、本当は寂しがりやで誰かと一緒に居たい。
「自分を忘れて欲しくない」という寂しさから魔法を
かけてしまったことをとても悔いており、会って
謝りたいとずっと考えていた。
「魔法を解いても、一緒にいてほしいなんて…わがままだよね。こんなこと、いえるわけ…ないよ…」
★とっても素敵なご縁をいただきました…!!
ミアさん【illust/96705466】
ごめんなさい、と何度口にしただろう。
気が遠くなるほど長い間、暗闇の中で、一人ぼっちで。
これが僕の罪に対する罰なんだ。
――本当に謝りたい人に、会えないままで。
今年もまた、「あの日」が来る。花を。花を手向けに行かなくちゃ。
あれから百年以上が過ぎたけど、記憶は昨日のもののように鮮明だ。
日が落ちて人々が家に戻り始める頃。森で手折ったいくつかの花で作った花束を、「あの場所」へ供えた、その時。
見覚えのある人影に、時が止まったような気がした。
あなたのことを、忘れた日はなかった。何度も、何度も後悔した。何度も、何度も謝罪の言葉を口にした。
もう二度と会えないだろうと、それでも会いたいと、願っていた。こんな奇跡が、僕にあっていいのかな。
もう枯れたと思っていた涙がとめどなく溢れる。
昔のように、あなたの胸に飛び込んで、会いたかったと、伝えられたら--
でも、僕には、それをする資格がない。
殴られたって蹴られたって、どれほど罵られたって、構わないよ。
とめどなく溢れる涙を拭いながら、冷たい地面に膝を着いて口にする。
「僕が、あなたに、魔法を…ずっと、ずっと苦しめてしまって、ごめんなさい…!」
「魔法は、今、解きます。だから…」
僕の弱い心が、あなたの送るはずだった幸せな人生を壊してしまったんだ。
ごめんね、ごめんなさい。
*
ねぇ、ミア。
あの川でよく釣りをしただとか、あの畑の野菜はいつもおいしかっただとか、――あの星空の下でよくお話しただとか。
あなたとの思い出は一つだって忘れたことはなくて。
二人で廃れた村を見て回って、やっぱり僕はあなたと一緒にいたいと思った。
でも、言葉にしようとすると喉がつかえて声にならなくなる。昔の僕が、呪いのように声をかけてくる。魔法使いは人間とは違う。一緒に生きることはできない。今世だって、きっと時間は無常に僕たちを引き裂くだろう、と。
———それでも。
それでも、構わないと、今の僕は思うんだ。
こうして150年の時を経て、またあなたに巡り合えたのだから。
今というかけがえのない時を、ミアと一緒に生きていきたい。
いつかちゃんと言葉にするよ。
だから今は————これを、受け取って欲しい。
「おかえり、ミア」
★申請について
キャラクターの性格の都合上、ペア募集は現在男性の方のみとさせていただきます。すみません…!
恋愛の有無は問いませんが、トーヤからは恋愛感情を抱く可能性が高いです。
また、「魔法をかけて相手を自分に縛り付けてしまったこと」に対して罪悪感を抱いているため、お相手様からは塩対応でもひどいことをされても受け入れるつもりでいます。
心の中では違うことを考えているようですが。
心を閉ざす前に出会ったか、後に出会ったかなど相談して決められたらいいなと考えております。
作者はどんな関係でもおいしくいただけます!
ありがたくもお話をいただけた場合には、即日~3日以内に返信させていただきます。
★交流について
Twitterでのつぶやきや落書きがメイン。
交流のやり取りはpixivメッセージでも、Twitterでも、どちらでも対応可能です。
関係成立記念絵や交流漫画なども、ゆっくりですが描きたいと考えています。
既知設定などご自由にお使いください。
よろしくおねがいいたします!
いつか魔法を解きにきて【illust/95849633】への参加失礼いたします。
主催様承認いただきました!ありがとうございます。
★トーヤ(Toya)
魔法使い/性別:男/年齢:300前後/身長:150㎝
一人称:僕/二人称:あなた/三人称:~さん
しゃべるとき:敬語
「ずっと、ずっと謝りたくて…探してたんです、あなたのこと」
雪からうまれた魔法使い。
とある出来事(p.2)をきっかけに心を閉ざしてしまった。
引っ込み思案で臆病。
自分を卑下する性があり、自己肯定感が無に等しい。
人間とかかわることを怖がっており、
普段は人目に付きにくい洞窟の中や森の奥深くにいる。
が、本当は寂しがりやで誰かと一緒に居たい。
「自分を忘れて欲しくない」という寂しさから魔法を
かけてしまったことをとても悔いており、会って
謝りたいとずっと考えていた。
「魔法を解いても、一緒にいてほしいなんて…わがままだよね。こんなこと、いえるわけ…ないよ…」
★とっても素敵なご縁をいただきました…!!
ミアさん【illust/96705466】
ごめんなさい、と何度口にしただろう。
気が遠くなるほど長い間、暗闇の中で、一人ぼっちで。
これが僕の罪に対する罰なんだ。
――本当に謝りたい人に、会えないままで。
今年もまた、「あの日」が来る。花を。花を手向けに行かなくちゃ。
あれから百年以上が過ぎたけど、記憶は昨日のもののように鮮明だ。
日が落ちて人々が家に戻り始める頃。森で手折ったいくつかの花で作った花束を、「あの場所」へ供えた、その時。
見覚えのある人影に、時が止まったような気がした。
あなたのことを、忘れた日はなかった。何度も、何度も後悔した。何度も、何度も謝罪の言葉を口にした。
もう二度と会えないだろうと、それでも会いたいと、願っていた。こんな奇跡が、僕にあっていいのかな。
もう枯れたと思っていた涙がとめどなく溢れる。
昔のように、あなたの胸に飛び込んで、会いたかったと、伝えられたら--
でも、僕には、それをする資格がない。
殴られたって蹴られたって、どれほど罵られたって、構わないよ。
とめどなく溢れる涙を拭いながら、冷たい地面に膝を着いて口にする。
「僕が、あなたに、魔法を…ずっと、ずっと苦しめてしまって、ごめんなさい…!」
「魔法は、今、解きます。だから…」
僕の弱い心が、あなたの送るはずだった幸せな人生を壊してしまったんだ。
ごめんね、ごめんなさい。
*
ねぇ、ミア。
あの川でよく釣りをしただとか、あの畑の野菜はいつもおいしかっただとか、――あの星空の下でよくお話しただとか。
あなたとの思い出は一つだって忘れたことはなくて。
二人で廃れた村を見て回って、やっぱり僕はあなたと一緒にいたいと思った。
でも、言葉にしようとすると喉がつかえて声にならなくなる。昔の僕が、呪いのように声をかけてくる。魔法使いは人間とは違う。一緒に生きることはできない。今世だって、きっと時間は無常に僕たちを引き裂くだろう、と。
———それでも。
それでも、構わないと、今の僕は思うんだ。
こうして150年の時を経て、またあなたに巡り合えたのだから。
今というかけがえのない時を、ミアと一緒に生きていきたい。
いつかちゃんと言葉にするよ。
だから今は————これを、受け取って欲しい。
「おかえり、ミア」
★申請について
恋愛の有無は問いませんが、トーヤからは恋愛感情を抱く可能性が高いです。
また、「魔法をかけて相手を自分に縛り付けてしまったこと」に対して罪悪感を抱いているため、お相手様からは塩対応でもひどいことをされても受け入れるつもりでいます。
心の中では違うことを考えているようですが。
作者はどんな関係でもおいしくいただけます!
ありがたくもお話をいただけた場合には、即日~3日以内に返信させていただきます。
★交流について
Twitterでのつぶやきや落書きがメイン。
交流のやり取りはpixivメッセージでも、Twitterでも、どちらでも対応可能です。
関係成立記念絵や交流漫画なども、ゆっくりですが描きたいと考えています。
既知設定などご自由にお使いください。
よろしくおねがいいたします!
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2022-03-07 23:07
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