【PFSOZ】春風の天使【モンスター】

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あたたかい炎は、冬の寒さを焼き払い

　　　　　　　　　　―そして、春がやってきた

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「頭の中をお花でいっぱいにしてあげる！！」
「春に悲しい顔は似合わないわ！！」
「笑顔になれない人って可哀想よね～」
「笑って死ねることは、とっても幸福な事なのよ」
　
　
◆　調査員のメモ　◆

・常に笑顔をたたえながら歩いている
・戦闘後に残された花びらが、炎が燃え広がるのを助けているようだ
・彼らの武器で攻撃されても、痛みを感じない
・人語を発するが、一方的（意思疎通不可）
・近くにいる際は、花の甘い香りと笑い声が聞こえてくるため、察知は容易
・討伐時、花が散るように消え去る

・彼らの犠牲者は、皆幸せそうに笑っている

・複数確認。共通して 頭部と胸部に咲く花束 を持つ
　　┗（犠牲者に寄生して、増殖している？）

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　◆ドロップ品◆（参考程度に）

・天国の蜜
　　彼らの花から取れた蜜。
　服用すると、鎮痛作用と多幸感を得られる
　希釈すれば麻酔になり、原液のまま使用すれば麻薬になる
　強く漂う甘い香りに反し、味は水のように薄い

・楽園の花
　　彼らに咲いた花。
　甘い香りが精神を落ち着かせ、所有者の体力をゆっくりと回復してくれる
　数が増えれば回復量も増えるが、比例して少しずつ眠くなってくる
　加工処置などをしなければ、数日で枯れる
　香りが良いので、香水にもできるかもしれない　

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ありていに言えば、ハッピーな気持ちを植え付けてくるエネミーです

安らぎと花に囲まれて眠るもよし
幸福を否定してでも生きようともがくもよし
拘束して、回復効果だけ利用するもよし

頭がお花畑(物理)ならそれっぽくなるので
適当でいいのよ＆倒してもいいのよ

食べれはしますが、色々な意味で頭がお花畑になります

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　【造られた楽園】
　
その実態は欺瞞の悪魔が生み出した、人に寄生する魔法生物

バラまかれる回復は、苗床の鮮度を維持するために過ぎません
痛みの喪失と幸福感は、花の麻薬作用に過ぎません

彼らはただ、本能のままに繁殖しているだけです
　　　
　
　
あたたかい日差しが、わたしをつつんでいます

きょうは　いい一日でした

さようなら

―花にまみれたメモより

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「欺瞞」っぽいのを出したかったんや…！