Danzil mio Rufna級戦艦

ヴィテーリェ共和国海軍[RoVN]の戦艦。
ハトー・ハチコルト共和国の依頼によって計画された中型戦艦であり、当初の計画では巡洋戦艦として就役する予定であった。しかしハトー・ハチコルト共和国がソニアン社会主義共和国の侵攻によって崩壊したことにより契約は消滅し建造進捗およそ67%の本艦のみが残されてしまった。そこでヴィテーリェ共和国海軍では本艦を整備して自国海軍に編入することとした。建造途中であったのは2隻でどちらも進捗状況は同じであったため同様な工程を経て建造を完了した。元の計画で予定されていた320mm連装砲3基に加えて後部構造物を一部排除したうえで新しく3番砲塔を設置しており、そのために弾薬庫の配置や給弾装置の構造も改められている。その他にも武装や艦内設備は変更が多くされおり、当初の外観とは異なった風貌となっている。
建造された二隻は世界戦争中期ごろから本格的に実戦に参加し、1番艦"Danzil mio Rufna(ダンツィル ミオ ルフナ)"はセヴデ攻勢やグレデステン侵攻など多くの作戦に参加した。2番艦"Danzil mia Arifrud(ダンツィル ミア アリフルド)"はセヴデ攻勢のほかウスタ侵攻作戦に参加し沿ハプズ王国海防軍と交戦するなど多くの大規模な戦闘に加わった。1番艦"Danzil mio Rufna"はセヴデ攻勢の後本土へ修理のため帰港する最中にトリル皇国尖鋭水上軍の潜水艦に雷撃され撃沈した。2番艦"Danzil mia Arifrud"はカンウォン海戦にて豊敷讃連邦海軍のユン・ヨクサン級大型戦艦と交戦し奮闘したものの火災消火装置の不良で消火しきれなかった火が弾薬庫に回って誘爆を起こし轟沈した。
艦級名は大ハーンク王朝期の貴族である"Danzil mio Rufna Reoda Admilie Pegoni"からとられたものである。
名称　Danzil mio Rufna(ダンツィル ミオ ルフナ)級 戦艦
所属　ヴィテーリェ共和国海軍[RoVN]
塗装　白地+赤緑縞帯
主砲　320mm連装砲　4基
副砲　130mm三連装砲　1基
対空　90mm連装高射砲　4基
機砲　5cm単装機関砲　9基
機銃　13.2mm連装機関銃　4基
機銃　13.2mm単装機関銃　22基