もしもガビがパラディ島に、エレンがレベリオに生まれていたら
ばんははろEKAWARIです。
今回のはまあ、タイトル通り、もしもガビがパラディ島に、エレンがレベリオに生まれていたらこんな感じに絶対なると思うな的な奴です。
よくガビはマーレのエレンみたいに言う人いるし、確かに表層的なキャラは似ているんだけど、根幹部分はこの二人真逆じゃね? って話。
わいはエレンは好きな一方でガビがあんまり……な理由がまさに上記の相違部分にあるわけだし。
なので、ガビはマーレのエレンなんだから、エレンが好きならガビを嫌うのはおかしいという意見には全く賛同できぬのだ。
いや、だって表層部分はよく似ているけど、根幹部分は真逆ですがな。
ガビがパラディ島に生まれていたら絶対調査兵団なんかには入らんと思うぞ。だってガビは大人に褒められたい、正しいこと大好きっ子だからな。正直便衣兵でぎゃははやらかした時点で自分はガビのこと好きにはなれないのだが、大人にとってガビは良い子ちゃんで、ガビ自身もそのことに充実感をもっているので、パラディ島に生まれていたら憲兵団に入って王に仕えること! それこそが正義!! と思ってサネスと同じ道辿ると思うんだ。
それに比べエレンは良い子ちゃんどころか、反抗期の化身だからな。大人にとって良い子だったことなんて基本ない。
兵長に少年時代従順だったのも、元々兵長と調査兵団に憧れていたところが大きいし、過程と結果と手段が悪寄り異常者そのものだけど、根本的にエレンは行動原理や動機は善寄り普通の子だから、言われた言葉に納得さえ出来れば従順に従うし、仲間への愛情はくそ重たすぎるくらい重い奴だから、まあ少年時代は正義側に見えなくもなかったよな、ってだけで、別に元々正義の味方でも良い子でもなんでもないからなあ。
いや、自分はエレンのそういうところ好きなんだけど。
世界を踏みつぶしたいという欲求があったのは事実でも、パラディ島が他に生き延びる手段があるのなら大虐殺なんて選択肢取りたくなかったのもエレンなわけで。
破壊衝動は生まれつきあっても、動機は善寄り普通の子(ミカサ誘拐事件時の「早く助けてやりたかった」とか「お前たちが大事だからだ、だから長生きして欲しい」とか)だから、大義名分がなかったらその選択肢はとらない子でもあるからな。全部破壊したかったというのも本音だろうけど、別に虐殺を愉しむような精神構造はしていないっていうか。
だから苦しかったし、大虐殺以外の未来が欲しくて3年間足掻いてたんだろうし。実際、自分らしさを捨てることになろうと、ミカサの言葉一つで大虐殺をおこさなかった未来の可能性もあったくらいには、罪のない人々を殺すこと自体は耐え難い苦痛だったわけで。
壊したかったと殺したかったはイコールではないからな。
世界を潰したかったのも本音かもしれんけど、みんなが助かる他の道があるならやりたくなかったのも本音で、手段と過程と結果が悪寄り異常者そのものなのに、動機や論理感はどっちかというと善人より普通の感性してて、板挟み状態だったのは、ほんま苦しかっただろうなと思うのであった。
始祖ユミルの時のエピや、誘拐犯に浚われた幼少ミカサエピでもそうだけど、基本的にエレンのいう「奴隷が嫌い」って搾取する側に向けている怒りで、自分より巨大なものに対する怒りであり、弱者に向かうものではないんだよな。だというのに15歳という多感な時期に将来自分が大虐殺する未来が流れ込んできたってのは、やっぱ可哀想だなと思いました。まる。
今回のはまあ、タイトル通り、もしもガビがパラディ島に、エレンがレベリオに生まれていたらこんな感じに絶対なると思うな的な奴です。
よくガビはマーレのエレンみたいに言う人いるし、確かに表層的なキャラは似ているんだけど、根幹部分はこの二人真逆じゃね? って話。
わいはエレンは好きな一方でガビがあんまり……な理由がまさに上記の相違部分にあるわけだし。
なので、ガビはマーレのエレンなんだから、エレンが好きならガビを嫌うのはおかしいという意見には全く賛同できぬのだ。
いや、だって表層部分はよく似ているけど、根幹部分は真逆ですがな。
ガビがパラディ島に生まれていたら絶対調査兵団なんかには入らんと思うぞ。だってガビは大人に褒められたい、正しいこと大好きっ子だからな。正直便衣兵でぎゃははやらかした時点で自分はガビのこと好きにはなれないのだが、大人にとってガビは良い子ちゃんで、ガビ自身もそのことに充実感をもっているので、パラディ島に生まれていたら憲兵団に入って王に仕えること! それこそが正義!! と思ってサネスと同じ道辿ると思うんだ。
それに比べエレンは良い子ちゃんどころか、反抗期の化身だからな。大人にとって良い子だったことなんて基本ない。
兵長に少年時代従順だったのも、元々兵長と調査兵団に憧れていたところが大きいし、過程と結果と手段が悪寄り異常者そのものだけど、根本的にエレンは行動原理や動機は善寄り普通の子だから、言われた言葉に納得さえ出来れば従順に従うし、仲間への愛情はくそ重たすぎるくらい重い奴だから、まあ少年時代は正義側に見えなくもなかったよな、ってだけで、別に元々正義の味方でも良い子でもなんでもないからなあ。
いや、自分はエレンのそういうところ好きなんだけど。
世界を踏みつぶしたいという欲求があったのは事実でも、パラディ島が他に生き延びる手段があるのなら大虐殺なんて選択肢取りたくなかったのもエレンなわけで。
破壊衝動は生まれつきあっても、動機は善寄り普通の子(ミカサ誘拐事件時の「早く助けてやりたかった」とか「お前たちが大事だからだ、だから長生きして欲しい」とか)だから、大義名分がなかったらその選択肢はとらない子でもあるからな。全部破壊したかったというのも本音だろうけど、別に虐殺を愉しむような精神構造はしていないっていうか。
だから苦しかったし、大虐殺以外の未来が欲しくて3年間足掻いてたんだろうし。実際、自分らしさを捨てることになろうと、ミカサの言葉一つで大虐殺をおこさなかった未来の可能性もあったくらいには、罪のない人々を殺すこと自体は耐え難い苦痛だったわけで。
壊したかったと殺したかったはイコールではないからな。
世界を潰したかったのも本音かもしれんけど、みんなが助かる他の道があるならやりたくなかったのも本音で、手段と過程と結果が悪寄り異常者そのものなのに、動機や論理感はどっちかというと善人より普通の感性してて、板挟み状態だったのは、ほんま苦しかっただろうなと思うのであった。
始祖ユミルの時のエピや、誘拐犯に浚われた幼少ミカサエピでもそうだけど、基本的にエレンのいう「奴隷が嫌い」って搾取する側に向けている怒りで、自分より巨大なものに対する怒りであり、弱者に向かうものではないんだよな。だというのに15歳という多感な時期に将来自分が大虐殺する未来が流れ込んできたってのは、やっぱ可哀想だなと思いました。まる。
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2021-09-27 11:00
Comments (6)
ガビィがエレンのように巨人によって家族や友人の一人を失う経験をして復讐のために調査兵団に入ったり、第3期でクーデターに成功した後、マルロのように進路を変えることもできるとは思います。 ただ 上記の状況を経験しない限り、調査兵団には絶対に入らず憲兵団に入ると思います。
View Repliesレベリオで産まれ育ってたらこうだったんだろうなって想像してた通りのエレンが見られて嬉しいです! あと、こう言いながらポルコと殴りあいするエレン、止めに入るジーク、冷や汗をかくライナーとか妄想してました!
View Repliesわかりみが凄いです…! ガビは大人達に認めてもらうために行動していたのに対し、エレンは自らの信念に基づいて行動しているので…お互い目標に向かって努力をするのはおなじなのですが根本的な原動力が違いますよね。
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