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虐待は、人が精神ストレスから解放する一手段として、歴史的にみれば封建社会下などでは身分制度として存在していた。江戸幕府の財政逼迫は外様大名等の藩財政圧迫に繋がり、藩財政逼迫が農民への抑圧となり、農民の怒りは非人などへ向けられた。そして異なる身分間でいがみ合わせることで一揆を抑止し藩を統治していた。これは個々人のストレスが集団暴徒と化せば、時の権力者にとって政治的脅威に繋がるため、ある意味、人の心情心理を上手くついた統治方式であっただろう。

近代国家となってからも、戦前であれば異民族に対する虐待、戦後は学生運動や暴走族などの反社会的結社の類が、個々人のストレスは時に「集団的暴力」として顕在化していた。

現代では「暴力」が禁止されている代わりに「いじめ」が台頭し、更には「いじめ」が禁止されれば「リスカ(リストカット)」などのように自虐に至るようになり、「虐待」は形や対象を変えて今もなお存在し続けている。

このサイトは、その殆どに「残虐的表現」「暴力的表現」などが含まれており、「虐待」の描写叙述がテーマとして描かれているが、その目的は「三次元下の虐待」から「二次元下の虐待」に閲覧者の意識を可及的に移行させることで、直接的・間接的に犯罪行為を抑止することを臨むものである。

わが国では、性風俗産業や、猥褻物の頒布販売行為などを規制する反面、これらを完全に規制しきってしまえば、却って性犯罪が増加してしまうため、完全に規制しきれないという裏実情がある。しかし法治国家の下ないしは国際社会下での対面上、全く自由に性風俗や猥褻物販売等を放任する訳にもいかないため、あからさまに違法行為をした者を処罰の対象としているのが現状であるといえよう。そういう意味では「必要悪」なのかもしれない。

「虐待」というテーマでの描写は、それに感化されて現実と妄想の世界が混同し、実際の犯罪行為の動機に繋がってしまう危険性がある反面、過度にストレスを抱えた人間が、二次元の世界でバーチャルな虐待に触れることで、実際の虐待行為に至らずに終わるという「必要性」としての効果も期待することができる。
どちらの価値を重視すべきかは、個々の社会情勢により判断されることになるが、前者を優位におくなら当サイトは閉鎖するであろうし、後者を優位におくならば、尚、継続されていくであろう。

本サイトの閲覧に際しては、主に後者の効果を期待しているため、当然であるが、前者のような現実と妄想とを区別できない閲覧者の訪問は禁止している。閲覧者自身が十分に判断能力を備えていない場合も同様である。その上での自己責任で本サイトをご堪能されたい。

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